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モザイクから見たポートタワーと海洋博物館


夏までの本番が終わりました
この半年、私にとっては転機でしたので、ちょっと振り返ってみたくなりました

話はだいぶ遡り、昨年の秋、
それまでオペラ一筋だった私ですが、
いきなり、歌曲・宗教曲のコンクールを受けたい、と思い立ちました
それまで、日本歌曲とフランス歌曲は所属団体の演奏会に出た時に何曲かは勉強したことがありましたが、ドイツリートや宗教曲はほとんど人前で歌ったことがありませんでした。
なので、まずレパートリー作りから…必死に譜読み&練習しました
バッハ、ハイドン、モーツァルト、ドビュッシー、ルーセル、ミヨー、ヴォルフ、シュトラウス…

しばらくオペラは歌わないでおこうと思ったのに、
フランスオペラをやりたい気持ちに負けて「マノン」に出たり、
とあるオペラのオーディションを受けたり、
寄り道もしてしまいましたが
7月のラリューシュコンサートとクラシック・バンクでは、今までの私にはなかった歌曲中心のプログラムを組んでみました

運命とも思える、とても波長が合うベテランピアニストさんとの出会いもあって、
これまであまりピアノの音を聞けず好き勝手に歌っていた私でしたが、ピアノに助けてもらって一緒に音楽を作っていく…ということが少しわかってきました
すごく充実して勉強できた濃い半年だったと思います

コンクールは残念ながら結果は出なかったのですが、
本番では一応今の実力は出せたと思うし、一段ステップアップできたと感じています。

最終選考まで残った方々の演奏を聴いたら、私はまだまだ表現と声の色の引き出しが少なすぎる、と思いました
先はまだまだ遠いなぁ。。。
まぁ、まだまだ勉強したい曲も山ほどあるので、しばらくは歌い続けます(笑)

だらだら書いてすみませんでした
こんな歩みの遅い私ですが、みなさま、今後ともどうぞよろしくお願いいたします