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先日も書きましたが、昨年に続き、今年も、京都フランス音楽アカデミーを受講しました
アカデミー期間中に本番が2つも入ってしまっていて、厳しいスケジュールだったので、受講するかどうかかなり迷いました。が、昨年ミレイユ先生がとても良かったので、思い切って受講しました

昨年の日記
http://le-nozze-di-haruka.dreamlog.jp/archives/4648182.html
http://le-nozze-di-haruka.dreamlog.jp/archives/4653266.html

昨年は、母音の発音の仕方など、目からウロコなことをたくさん教えて頂いて、その後、周りから「発音が上手になった」(もちろん歌う時の)と言われるようになりました

今年は、発音はほとんど直されませんでした
昨年学んだことを、この一年正しい方向に実践できていたということでしょうか

今年新たに学んだことは、
★後方母音は、思っていたよりさらに後ろだった!頭の真後ろにぽっかり穴が開くような感じ、と感じました。
★舌がリラックスした状態というのは、舌がエスカルゴのように少し丸くなっている。
★高いシ♭の音までは口を横に開くのを我慢する。シの音から上は、歯を見せてもよい。

下あごとビブラートのことは、今年もよく注意されましたが、前の記事にも書いたように、
「昨年よりとても上達した。下あごも、公開レッスンの時にはあんまり震えてなかった(力が入ってなかった)」
とおっしゃって頂き、とてもとても嬉しかったです

あと、すごく的確なことを言われた、と思ったのが、
「あなたは、歌曲を歌う時には、良いポジションより少し下で歌っている。歌曲を歌う時も、オペラアリアを歌うときのように、あなたの本当の声で歌いなさい!」
歌曲だと、そんなに高音は使わないし、無意識にちょっとラクしてしまっているのでしょう。。。
歌曲ばかり歌っている時は、コロラトゥーラのオペラアリアが歌いにくくなるなぁと思っていましたが、それは、単に歌曲で高音を出さないから出にくくなるだけではなく、響きのポジション自体が落ちてきてしまうんですね

今年の受講曲
アーン:リラの木のナイチンゲール
ショーソン:イタリア風のセレナーデ
デュパルク:フィレンツェのセレナーデ
ドビュッシー:星の夜
        :月の光
ルーセル:貞淑な妻の返答
デラックア:ヴィラネル
トマ「ハムレット」より 私も遊びの仲間に入れてください
グノー「ミレイユ」より おお軽やかなつばめよ
ラモー「イポリートとアリシー」より 恋するナイチンゲール

そして、なんと・・・

ヴェルディ「仮面舞踏会」より どんな衣装か知りたいだろう(オスカルのアリア)
       「ファルスタッフ」より 夏のそよ風吹く上を(ナンネッタのアリア)

ヴェルディ2曲は、二回目のレッスンの時に、先生に「持ってきて」と言われました。
昨年は、私の中低音が鳴らないのは花粉症のせいだ、とおっしゃられていた先生でしたが、今年は花粉のせいにはしてもらえず(笑)、「高音はとてもいいので、中低音の練習をするために、ヴェルディをもってきなさい」とのことでした!
仮面舞踏会のオスカルのアリアは歌ったことがなかったので(聞いたことはあった)、焦りましたが、1日だけのの譜読みで、なんとか頑張りました!!
そして、結果、オスカルもナンネッタも、合っているので、もっともっと演奏会やコンクールで歌ったらいいと思う、と言われました(笑)
フランスものが歌いたいんですけれども。。。
(公開レッスンはラモーのアリアを歌わせて頂けたので、まぁ良かったのですが

修了式。
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アンスティチュフランセの桜の木の下で。
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とても充実した講習会でした!皆様、ありがとうございました