先月お知らせしましたが、
ドイツからH.ジェディカー氏が来られ、公開レッスンを2日間受講して、受講者コンサートに出演させて頂きました
お世話になった皆様、コンサートを聴きに来てくださった皆様、ありがとうございました!Vielen Dank!!
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↑コンサート後、先生がご挨拶されているところです。
会場は、姫路の南風会サロンでした。
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姫路駅前から見た、白すぎ城…ではなく白鷺城。

今回の公開レッスンを主催されていたのは、初めてウィーンに行った時に一緒に行った友人・あいこさん
あいこさんは、私とウィーンに行ったあと、ウィーンに4年ほど留学されていて、今年の冬帰って来ました!

(実は、あいこさんとは、5年前、今回と同じ南風会サロンで、ジョイントコンサートをしましたその時の日記↓)
http://le-nozze-di-haruka.dreamlog.jp/archives/2690287.html
http://le-nozze-di-haruka.dreamlog.jp/archives/2829869.html

だから、今回の受講生は、あいこさんがウィーンで住んでいる時に知り合った方もいて、そういう方々はドイツ語がぺらぺら!
会場はドイツ語が飛び交っていました!!
最初は圧倒されていましたが、私も徐々にドイツ語を思い出し(3年ほど前には習っていました)、超簡単なフレーズや単語は少しずつ話せるようになってきました
ぺらぺらの方々が、レッスン以外の先生と談話中は通訳してくださり、まるでウィーンかドイツに行った気分になれた、幸せな2日間でした


前置きが長くなりましたが、レッスンメモを…

今回の受講曲は、
ハイドン作曲
オラトリオ「天地創造」より 野は緑を差し出し

R.シュトラウス作曲
「ブレンターノの6つの歌曲」より 愛の神

バッハ作曲
カンタータ202番「消え去れ、悲しみの影よ」

を選びました
コンサートでは、ハイドンとシュトラウスを歌わせて頂きました。
私はドイツ歌曲(リート)はレパートリーが少なくて、愛の神(アモール)は、テクニック的には難曲ですが、唯一まぁまぁ自信をもって歌えるリートです

ヘダイエット・ジェディカー先生は、ピアニストですが、ヨーロッパではピアニストが歌い手に曲の解釈を教えるという職業があり、先生はそれをされています。
なので、曲のフレーズのこととか、表現のこととか、ドイツ語の発音のこととか、沢山おっしゃって頂き、勉強になりました。

が、びっくりしたのは、今のは母音の響きが低い、とか、声のことも大変的確に指摘してくださったこと!
ハイドンの中低音から高音に向かうフレーズで、最初が響きが落ちているからうまく上がれないことを指摘され、
「他の曲ではあなたの高音がもっと素晴らしいことはわかっているから。一番高い部分だけまず練習して、それから1つずつ(その前の)音を増やしていく、という練習をしてください。」
とおっしゃってくださいました
すごいぃ~

が、コンサート前のレッスンで先生がおっしゃられたのは、
「今日のコンサートで一番大事なことは、細かいテクニックではなく、表現することです」
でした
その通りと思いますが、それがなかなか難しいです…!

コンサートでは必死に表現しようとしましたが、
後から録音を聴いたら、私の歌より、先生のピアノの方が、10倍ぐらい表情豊かに語っていました。
先生、やはり偉大です!!!!!
先生の伴奏で歌わせて頂けたのは、素晴らしい経験になったと思います

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↑先生と受講生の皆さんとあいこさん♪

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私8センチぐらいのヒールをはいているのに、先生大きい!!

最後に、ドイツ語の発音で指摘されたことのメモを。
★「u」母音の発音をもっと深く。
(ドイツ語は、他のヨーロッパ言語よりuが深いのです。)
★子音「h」の発音が強すぎないように。流れている感じで。
(これ私苦手なんです。。。)
★子音「l」を発音するときに、口の形が変わらないように。
(これは難しくて、最終的には、もうlは発音しなくていいです、と言われました。苦笑。)

バッハをはじめ、オラトリオも歌っていきたいので、フランスばかりに片寄らず、ドイツ語もまた頑張りたいと思います


おまけ。
1日目のレッスンの帰り、みゆき通り(商店街)を通ったら、キティカフェがあり、記念撮影(笑)
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