急に涼しくなりましたね
先日の3連休は、姫路で、H.ジェディカー氏の公開レッスンがあり、昨年に続いて今年も受講しました!
お世話になりました皆様、ありがとうございました

へダイエット・ジェディカー先生は、ピアニストで、声楽の伴奏がご専門です。
詳しくは、昨年の日記をお読みください↓
http://le-nozze-di-haruka.dreamlog.jp/archives/4955262.html

9日はピアニストとペアでレッスンを受け、
10日は一人でレッスンを受け(先生が伴奏を弾いてくださいます)、
10日の夜が受講者コンサートでした!

コンサートの出演順が、恐れ多くも一番最後だったので、待ち時間は緊張しましたが、
本番は、教えて頂いたことを少しでも多く実現しようと必死で、緊張する余裕もありませんでした(笑)
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先生のピアノは魔法のように素晴らしいので、聴いて頂きたくて、姫路にお住まいの方々にコンサートのことをご案内しましたら、思いの外多くの方が聴きに来てくださり、とても嬉しかったです!!
ありがとうございました


さて、ここからは、レッスン記録です

今年の受講曲は、
シューマン作曲
Mondnacht(月の夜)
リスト作曲
O lieb, so lang du lieben kannst(おお愛せよ、愛し得る限り)
Comment, disaient-ils(「どうやって」と彼らは言った) ←フランス語
バッハ作曲
カンタータ51番より Jauchzet Gott in allen Landen(全地で神に歓呼せよ)
を選びました。
受講者コンサートでは、シューマン「Mondnacht」と、リスト「O lieb」「Comment, disaient-ils」の3曲を歌わせて頂きました

昨年夏からバッハクライス神戸の練習に通っているお陰か、「昨年よりドイツ語の発音が良くなった」とおっしゃって頂きました

一回目のレッスンは、ピアニストと一緒に受けたので、ピアニストにも沢山ご指導くださり(ピアノの先生だから当然ですよね)、私の歌については、「Montnacht」では、強弱やフレーシング、言葉のニュアンスなど、「O lieb」では母音がつながっていない(子音に気を取られすぎ…)ことを指摘され、細かい発音については言われませんでした。
(「Comment, disaient-ils」は、時間切れで見てもらえずでした。)

二回目のレッスンでは、細かく指摘して頂きました!
★今年も注意されたのは子音の「L」の発音!!口の形を変えないで、もう少し舌を前の方に付けるように言われました。
★「Seele」の「S」は、撫でるような感じで発音する(言葉にすると難しい…)。
★「~nge」の発音。これは文字ではうまく書けないですが、私ははっきり「ゲ」と言い過ぎていたようです。

そして、下降音形になると支えが弱まって響きが落ちてしまっていたところを、大変的確に指摘してくださいました!!
あと、先生は「魔法」という日本語を気に入られたようで、表情を変えたい時や、次の言葉を大事にしたい時に、「まほ~、まほ~」とおっしゃられました
先生がおっしゃられたようにやってみると、音楽が本当に魔法にかけられたみたいに変わるので、素晴らしいご指導でした

私が言われたのではありませんが、先生のお言葉で一番印象に残ったのは、
「日本人のお客様はドイツ語の歌詞はわからないけれど、そんなお客様にも内容が伝わるように、音楽の色を変えていかなければならない」
先生がご指導されると、受講生の皆さん本当に内容に合わせてどんどん色が変わっていくので、すごく納得しました
先生の音楽は、テンポはちゃんとあるのに、もう自由自在でした。
私の音楽は、先生に比べたら、あっさり和風、お醤油!! 精進いたします。

また来年も受けられたらいいなぁ~